デンソーエレクトロニクス 75年史
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 2025年10月25日に迎える会社創立75周年の記念事業の一環として社史を編纂するため、2025年1月に専任者を人事総務部内に置き活動がスタートしました。他のメンバー3人を含めた4人チームで、50年史を読み込むところから開始し、他社の事例の調査、編纂コンセプトの議論などを経て下記の方針を定めました。1.DELJスピリッツ・アイデンティティを再確認できる内容とする2.過去の事象と現在を紐づけ、創立100周年にも繋がる取り組みを語る3.ステークホルダーへの謝意を史実により示す4.DELJ正史として記載内容の事実確認を丁寧に行う この方針を念頭に置きつつ、チームメンバーにて、OBの方々も含めた各トピックスのキーパーソンへ聞込みやインタビューを行い、情報収集にあたりました。一度伺ったことを再確認することもしばしばでしたが、皆さん快くご協力くださり大変助かりました。編纂にあたって大変だったのは、文面の作成だけではありません。写真の収集にも大いに苦労しました。近年は機密管理強化の関係から職場のスナップ写真を撮ることはまれであり、集合写真も以前ほど目にしません。社内に声を掛けるほか、過去数十年の社内報すべてに目を通すなどして収集しました。 今回こうして75年の歴史を振り返る機会に遭遇できたのは、編纂メンバーにとって非常に貴重な経験となりました。先輩諸氏の時代を見通す慧眼、想いを実現する意志と決断力に敬服するとともに、様々な苦労を経た先に現在の当社があることを具体的に実感できました。我々も、100年に一度の大変革期と言われる今、次の世代に“元気な会社“を繋いでいく使命を持っていると改めて強く認識した次第です。 社史編纂にあたり、ご協力くださいました皆様には心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。残念ながら紙面の都合上、お伺いしたお話の一部しか掲載できませんでしたこと、何卒ご理解、ご容赦願います。  最後になりますが、編集、製作にあたり、親身になってご対応いただいた株式会社JR東海エージェンシー様にも厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。2025年10月           社史編纂チーム代表 小林幹志58あとがき

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